席が狭すぎて…古橋亨梧に人種差別ソングを歌ったファン、裁判が延期に

古橋亨梧に対して人種差別的なチャントを歌ったとして告訴された人物の裁判が延期されたようだ。

『Daily Record』によれば、告訴されたのは4名の男性。

名前はイアン・マッケンジー(30歳)、マーク・スピアーズ(26歳)、デイラン・ディヴァイン(25歳)、そしてマーク・ニュートン(24歳)。

彼らは観戦に向かうサポーターのバスに乗っている間、古橋亨梧に対して人種差別的な歌を歌っていた。その映像が流出したため起訴されることになった。

その4名は17日にハミルトン保安官裁判所で裁判に臨むことになっていたが、それは延期になったそうだ。

理由は「被告席が狭すぎたこと」であるという。

スコットランドの裁判所では新型コロナウイルスの影響によってソーシャルディスタンスをとることが義務付けられている。

4名の男性の弁護士を務めているスティーヴン・マクブライド氏は、この裁判における被告席は「ソーシャルディスタンスをとれない」として問題視していた。

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そのため裁判の予定は7月に急遽変更されたという。なお、ディヴァインとスピアーズはすでに法廷に座っており、マッケンジーとニュートンも法廷の外で待っていた状況だったという。

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