香川用水「第1次取水制限」開始 冬は23年ぶり

高知県の早明浦ダムの貯水率が低下していることを受け、香川用水への供給量を20%カットする第1次取水制限が始まりました。

香川県庁のトイレでは、節水のため洗面所の水圧を半分ほどにする作業が行われました。

高知・早明浦ダム(午前10時ごろ) 【提供】水資源機構

早明浦ダムの貯水率は午前9時現在60.2%で、平年を20ポイント以上下回っています。冬に取水制限に入るのは23年ぶりです。

県庁東館の玄関には、県民に節水を呼び掛ける看板が設置されました。

(香川県水資源対策課/松平和也 課長補佐)
「大きな県内への影響は(今は)ないと思いますが、冬場なので夏のような集中豪雨で一気に貯水率が回復することはないと思いますので、皆さまに節水を心掛けていただきたいと思っております」

© 株式会社瀬戸内海放送