東海道川崎宿400周年へ、3月イベント開催 六郷橋付近など史跡巡るまち歩き

旧東海道付近にある「六郷の渡し」跡=川崎市川崎区

 2023年の東海道川崎宿起立400周年に向け、町おこしイベントが3月6日、JR川崎駅周辺で開催される。史跡などを巡るまち歩きや、多摩川から眺望を楽しめる周遊クルーズなどを企画。主催する川崎市の担当者は「地域の魅力を感じてもらい、地域を盛り上げたい」と参加を呼び掛けている。

 まち歩きは、川崎駅北口の行政サービス施設「かわさききたテラス」と、江戸時代に渡し場があった六郷橋付近の河川敷を結ぶ旧東海道(国道15号)周辺の史跡や飲食店計約20カ所を巡り、ポイントを集める。5カ所以上巡れば先着100人に景品をプレゼントする。

 周遊クルーズは5便運行し、観光ガイドの案内で3月12日に開通予定の多摩川スカイブリッジや町並みを見ることができる。また、河川敷や川崎駅前の銀座街、銀柳街では大道芸や音楽公演を予定。無料通信アプリのLINE(ライン)の公式アカウント「多摩川のサキ KAWASAKI」を利用すれば登録店舗で割引サービスを受けられる。

 周遊クルーズは各便定員28人で無料。23日までにラインの同アカウントから申し込む(応募多数の場合は抽選)。問い合わせは、市商業振興課電話044(200)2352。

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