香椎由宇、広瀬アリス主演「恋なんて、本気でやってどうするの?」で8年半ぶり連ドラレギュラー出演

香椎由宇が、フジテレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10:00=関西テレビ制作、開始日未定)に出演することが分かった。香椎が連ドラにレギュラー出演するのは「クロコーチ」(TBS系)以来、8年半ぶり。主人公・桜沢純(広瀬アリス)が働く洋食器メーカー「相良製陶」の元先輩で、現在はネイルサロン「Ambarvalia」を経営する中川岬希を演じる。

ドラマは、恋に本気になれない6人の男女が、人生最大の“本気の恋”に落ちていく姿を描く群像ラブストーリー。27歳で「恋なんて人生の無駄!」と宣言している恋愛経験&男性経験ゼロの桜沢純に広瀬が、純の前に現れる女性を癒やす天才で、“来る者拒まず去る者追わず”の刹那恋愛主義男子・長峰柊磨に松村北斗が扮(ふん)する。また、西野七瀬、藤木直人、飯豊まりえ、岡山天音も共演する。

香椎が演じる岬希が経営するネイルサロン「Ambarvalia」は、純、清宮響子(西野)、真山アリサ(飯豊)が集まる女子会の場。岬希はネイルが終わってもダラダラしゃべっている3人に「ネイルが済んだらサッサと帰れよー」と言いながらも、笑顔でお茶を出してくれる面倒見のいい女性だ。姉御肌で純たちが話す“恋バナ”にもガンガン首を突っ込みアドバイスするが、自身の恋愛事情は謎に包まれている。

香椎は「ドラマ出演のお話を最初にいただいた時、こんなサバサバした感じの口調の役柄と知らず、台本を読んで“んーっ!?”って思いました。今までの私には絶対に来ないであろうキャラクターだと思います。久しぶりのドラマ出演でゼロからスタートできるタイミングで、今まででは絶対に出会えなかった役に出会えたことが本当に驚きましたし、うれしくもある一方、役柄の難しさに頭抱えました」と率直な心境を明かす。

イメージしたのは「魔女の宅急便」のウルスラだそうで、「彼女のようなイメージなんですけど、そこから掘り下げていきました。監督がよく“べらんめえ”なキャラだからって言うんですけど、そこを出していくのが最初はやり切れなくて、どこまでやっていいのか、考えずボンボン言うだけのようなキャラクターにはしたくなかったので、その部分をすごく悩みました」と報告。

そして、「一話一話“もどかしい~”っていうふうに台本を読んでいました。キュンキュンするストーリーもですが、純、響子、アリサの女子3人が集まるとこんなふうになるんだっていう、3人娘の掛け合いだったり、それを見守っている私だったり、そうした空間を女性の方は“うんうん”と頷きながら楽しめると思うので、そこを楽しみにしてほしいなと思います」と見どころをアピールしている。

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