綾瀬はるか&西島秀俊の劇場版「奥様は、取り扱い注意」が地上波初放送

日本テレビ系で3月18日放送の「金曜ロードショー」(金曜午後9:00)では、綾瀬はるかと西島秀俊共演による、劇場版「奥様は、取り扱い注意」(2021年)を地上波初放送する。

綾瀬が元特殊工作員、西島が公安警察を演じ、お互いにうそをつき、真実を隠しながらも愛し合う夫婦の物語が大きな話題を集めた、同系のドラマ「奥様は、取り扱い注意」。ストーリーもアクションも何もかもが大幅にスケールアップした劇場版では、ドラマでの謎に満ちた衝撃的ラストシーンを迎えた夫婦の“その後”が描かれている。

なぜか海辺にある地方都市で新しい生活を始めていた伊佐山菜美(綾瀬)と勇輝(西島)の夫婦。菜美は記憶を失っていた…。そんなミステリアスな展開で幕を開ける“劇場版”では、ドラマと異なる舞台でストーリーが展開。ドラマを見ていなくでも楽しめる内容となっている。美しい海辺の町を舞台に、美しさと強さを兼ね備え一段とパワーアップした“最強奥様”が暴れ回る。

本作は、日本を代表する俳優2人の息の合った共演も最大の魅力。綾瀬がほぼスタントなしで挑んだというハードなアクションシーンは注目だ。さらに、鈴木浩介、岡田健史、前田敦子、鶴見辰吾、六平直政、佐野史郎、檀れい、小日向文世ら実力派俳優が集結。監督は、「カイジ」シリーズや「ST 赤と白の捜査ファイル」「ごくせん THE MOVIE」など数々の大ヒット作を手掛けてきた佐藤東弥氏が務めている。

元特殊工作員だった過去を持つ専業主婦の菜美と、実は現役の公安警察であり菜美を監視する優しい夫・勇輝の2人は、桜井久実と裕司に名前を変えて、小さな地方都市・珠海市で新しい生活を始めていた。実は半年前、ある出来事がきっかけで菜美は記憶喪失になっていたのだった。

2人が新生活を送る珠海市は、新エネルギー源・メタンハイドレートの発掘に活気づいていたが、美しい海を守ろうとする開発反対派と、市長をはじめとする推進派の争いが日に日に激化。実は、新エネルギー源開発の裏で、ロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいることを公安は突き止める。

信じるか、疑うか。逃がすか、拘束するか——。葛藤する裕司(勇輝)。菜美の記憶の回復は、愛し合う2人の別れを意味する。そんな中、過去の因縁と国家に追われ、久実(菜美)は大きな事件へと巻き込まれていく。

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