香取慎吾&渡辺直美「さいしょの人はスゴかった!!」第2弾が放送。「メタバースを使ってファンの皆さんと会いたい」

日本テレビでは2月27日に、香取慎吾と渡辺直美がMCを務めるバラエティー特番の第2弾「ニッポンのレジェンド発掘SP さいしょの人はスゴかった!!」(午後3:00=読売テレビ制作)を放送。その収録後、香取が感想などを語った。

番組では、「はじめて○○を生み出した」日本の隠れた偉人をクローズアップ。再現ドラマや、本人、関係者へのインタビューなどで構成したVTRを見ながら、今では“当たり前”となった功績を称え、開発の過程からその流儀を学んでいく。昨年の第1弾に続き、香取、ニューヨークからリモートで参加した渡辺がMCを務め、進行役として向井慧(パンサー)、プレゼンターとして、古坂大魔王、ふかわりょう、蓬莱大介が出演する。

「QRコード」を発明した 原昌宏氏や「自動炊飯器」を生み出した三並義忠氏、日本に「料理レシピ」を広めた香川綾氏を紹介するほか、スタジオでは「メタバース」(仮想空間)を使い、東京とニューヨークをつなぐ。さらに、「NEXTレジェンドさん」では、未来の“ノーベル賞候補”と世界から注目を集める工学研究者・玉城絵美氏を香取が取材。他人の体と触感をシェアできるという新発明「ボディシェアリング」を生み出した玉城氏のもとを訪れ、その技術を体験する。

収録を終え「すごく楽しかったです!」と笑顔を見せた香取は、「前回は久しぶりのテレビで、いろんな思いがうごめいてあたふたしたところもあったんですが、今回は2回目ということで、リラックスして臨めました。スタッフも知らない方も多いですが、2回目というだけで、なんだか温かく、リラックスした雰囲気がありました。前回も直美と一緒にできてうれしいなと思っていたんですが、今回、直美はニューヨークからリモートでの参加でしたが、タイムラグを感じることなく、スムーズなやりとりができて、本当に楽しい時間でしたね」と番組を満喫した様子。

そして、「今後活用されるであろう、『ボディシェアリング』の研究開発をしている方に会いに行ったんですが、ロボットの腕や手を触ると、僕の腕につけた物が信号を受け取って、僕の手が勝手に動くという信じられないことが起きるんです。これはもう未来ではなく、あと数年後には皆さんが体験するようなものになっていくであろうものを、最初に始めた方に会いに行ってきました」と驚きの新技術に触れたことを伝える。

今回紹介した中で「QRコード」が印象に残っているという香取。非接触化が進むコロナ禍において、飲食店でQRコードでの注文が進んでいることを、インドア派の香取は知らなかったそう。自身が関わっている飲食店でも「QRコードを活用するように、今日、スタッフに話します!」と早速取り入れることを検討したいと話した。

番組で紹介した「メタバース」を使ってやってみたいことについては、「ファンの皆さんと会いたいですね。生配信とも直接会うのとも違う、新しいことをみんなで楽しむことも面白そうですよね」とファンとの交流に使ってみたいと、声を弾ませた。

また、歌や芝居、洋服のデザインなど、さまざまな仕事を常に並行して行っているという香取は、「本当に全部やってるんで、すごいなと思う。いろんなことをしているなって、自分を褒めていますね(笑)。最近はSNSの活用も面白がれるようになってきています」と、年々興味の幅が広がってきているとのこと。

最後には、視聴者に向け「本当にいい番組で、グッときたり、前向きになれたり、誇らしかったり、いろんな感情になれて、すてきな時間をくれる番組だと思うので、ぜひ、多くの方に見てほしいですね。世界に羽ばたいた技術を作ったのが、日本のレジェンドなんだと知るだけで、自分にも何かできるんじゃないかなと思える。日曜日の日中、いい時間帯に放送されるので、期待してチャンネルを合わせていただけたらいいなと思います」とメッセージを伝えている。

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