新潟県が18日15時現在の雪被害状況を公表、上越市や長岡市で高齢者が除雪作業中に死亡

新潟県は18日、同日15時現在の県内における雪の被害状況を発表した。被害状況は市町村から報告があったものを取りまとめたもの。

それによると、今冬の雪被害による死者は、14日の発表から2人増え16人となった。また、重傷者数の累計は68人、軽傷者の累計は81人となった。なお、被害の原因としては除雪作業によるものが最多で、65歳以上の人59人が怪我または死亡する事案が発生している(うち死亡は3人)。

死亡したうちの1人は、上越市の70歳代女性。12日に近所の人から相談を受けて警察が捜索したところ、自宅脇で死亡しているのが発見された。周囲の状況から、除雪作業中の発症によるものだと判断された。

またもう1人は、長岡市の90歳代女性。17日に自宅脇の用水路の中で倒れているところを発見され搬送。周囲の状況から除雪作業中だったものと判断されたという。

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