立憲板挟みで野党共闘どうなる!?立憲・共産の支持層は……?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2022年2月17日に公開された動画のテーマは……連合と共産党の板挟み!立憲どうする?

ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、野党共闘の現状と最新の調査結果について語っていただきました。

参院選にむけた野党共闘の行方とは?

立憲が連合・共産の間で板挟み!?

立憲民主党は夏の参院選にむけて、野党候補の一本化を目指すとしています。

一方で、立憲の支持団体である連合は、共産党と連携する候補は支援しない構え。

共産党は、選挙協力に向けた話し合いができない状況のなかで独自候補の擁立を始め、小池氏も「タイムリミット目前になっている」とコメントしています。

「共産は(立憲に対して共産と連合と)どっちをとるんだと最後通牒を突き付けようとしている」と乙武氏。

一方で米重氏は、立憲が連合と分裂することはないとし、「共産党に(拳を)おろしてほしいと思っているが本音を言えないでいるのでは」と分析しました。

野党共闘がカギを握る?参院選新潟選挙区

参院選において野党共闘が重要なカギとされる選挙区の一つが新潟です。

2016年の森氏、2019年の打越氏と、いずれも野党候補を一本化することで当選を果たしています。

米重氏はこの新潟選挙区を、「一本化しなければ自民党が議席をとっていた選挙区」とし、野党という単位でこの選挙区で勝つためには一本化は避けられないとコメントしました。

調査結果発表!立憲民主党と共産党の協力について

今回、立憲民主党と共産党の選挙協力について有権者に電話とネットのハイブリッド調査を行ったところ、以下の結果となりました。

さらに、支持政党と野党共闘体制についてのクロス集計も行っています。

乙武氏「共産(支持者)は『選挙協力を行った方がいい』がめちゃくちゃ高いですね!」

米重氏「立憲(支持者)も選挙協力おこなうべしという意見なんですよね」

共産党支持者は62.7%が選挙協力に賛成、立憲支持者も49.2%と半数近くが選挙協力を支持する結果となりました。

現在の連合と共産の板挟み状態を納める方法として、米重氏は立憲と共産が水面下で手を握ることなのでは、とコメント。

表立った共闘やそれをアピールするような握手をしないこととし、立憲もそれを狙っているのではないかと考察します。

ただ、そうなると共産党にメリットがなくなってしまうため、今後の行方が気になるところです。

一方、国民民主党は……

参院選にむけて、国民民主党の動きも活発になっています。

国民民主党は、地域政党・都民ファーストの会と統一候補を擁立する考えを正式に表明しました。

国民民主党にとって、東京選挙区のような複数人区で単独で勝てるかどうかは大きなポイントであると米重氏はコメント。

そこで、東京では都ファと連携することで小池百合子氏のラベルを活用し、候補者を当選圏内に入れるというのが、国民民主の生存戦略なのではないかと続けました。

小池氏と玉木氏の会談の報道もあり、参院選にむけて小池氏がどの程度関わってくるのか、また、それがどれほど選挙に影響するのか注目ポイントです。

動画本編はこちら!

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