栃木県内新たに774人感染 2人死亡、クラスター4件 新型コロナ

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県と宇都宮市は18日、新たに計774人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。真岡、小山市内で計4件のクラスター(感染者集団)が確認された。県内の医療機関に入院していた80歳以上男性と、高齢者施設で療養中の80歳以上男性が死亡し、県内の死者は計156人となった。

 既に公表済みの感染者1人の取り下げがあり、累計感染者数は3万8767人。

 新規感染者は10歳未満~100歳以上の男女で、394人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は55人だった。

 クラスターは真岡市内の事業所で職員7人、同市内の放課後等デイサービスで職員と利用者計7人、小山市内の高齢者施設で入所者と職員計18人、同市内の別の高齢者施設で入所者と職員計10人の感染がそれぞれ確認された。

 入院者268人、宿泊療養者356人、自宅療養者(療養先調整中含む)6548人、重症者6人。

 18日の市町別感染者数 宇都宮市145人、栃木市133人、小山市94人、足利市58人、佐野市47人、那須塩原市32人、下野市31人、真岡市24人、上三川町23人、大田原市21人、高根沢町、野木町各20人、日光市、さくら市、那須町各18人、鹿沼市17人、矢板市13人、壬生町12人、那須烏山市7人、那珂川町4人、芳賀町3人、益子町、塩谷町各2人、茂木町1人、県外11人

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