19日は、降る雪が雨に変わり、氷が解けて田畑が潤い出す時期とされる二十四節気の「雨水」。栃木県塩谷町上寺島の東古屋湖では来月5日の釣り解禁に向け、漁協関係者らが凍った湖面を割る作業に汗を流している。
県鬼怒川漁業協同組合東古屋湖管理事務所によると、現在は湖西側のキャンプ場前の湖面が凍結。今年は例年よりも範囲が広く、氷の厚さが20センチを超える場所もあるという。
氷割りは釣り場を広くするためで、同事務所の職員らが1月末から開始。18日も時折雪が降る中、ボートで波を立てたり、氷の上に乗って重みで割ったりするなどの作業を繰り返した。
同事務所主任の和気邦夫(わきくにお)さん(69)は「解禁日から良い状態で釣りが楽しめるよう頑張っています」と話した。26、27日に試し釣りを予定している。