【MLB】メジャーOP戦は3月6日まで全試合中止 労使交渉が難航、選手会は反発「これは間違い」

MLBが3月5日(日本時間6日)までのオープン戦中止を発表【写真:AP】

本来なら2月16日に春季キャンプ、26日にオープン戦が開始だったが…

選手会との労使交渉が難航しているMLB機構は18日(日本時間19日)、フロリダ、アリゾナ州で開催予定だったオープン戦を3月5日(同6日)まで全試合中止にすることを発表した。これを受け選手会も「これは間違いです」と猛反発している。

昨年12月からロックアウトに突入し、ここまでMLB機構と選手会は新たな労使協定について交渉を続けているが解決の糸口は見つかっていない。本来なら2月15日(同16日)に春季キャンプ、オープン戦は25日(同26日)から開始する予定だったが大幅に遅れることになりそうだ。

この日、MLB公式サイトは「スプリングトレーニングの試合が1週間遅延になる」と、オープン戦が延期されることを伝えた。MLB機構も「全30球団は、選手がフィールドへ、そしてファンが観客席へ戻ってこれるように、強い意志のもと一丸となっています。(MLBと選手会の)双方にとって公平な労使協定の合意に向けて全力を尽くしています」と、声明文を発表した。

だが、これに反発したのが選手会だ。話合いは平行線を辿る中、「これは間違いです。スプリングトレーニングの試合の延期を迫る要因はどこにもありません。MLBがこうした決断をしながらも、我々は交渉のプロセスに、引き続き全力を尽くします」と不快感を示していた。(Full-Count編集部)

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