宮崎県立日南病院 技師勤務中に飲酒 1時間に日本酒6合

 県病院局は18日、勤務中に飲酒し、酔った状態で業務に当たったとして、県立日南病院(日南市)の60代男性技師を停職1カ月の懲戒処分にした。技師は2度の飲酒を認めており、1時間程度で日本酒6合を飲んだ日もあったという。同日付で依願退職した。
 同局によると、技師は昨年10月10日午後4時ごろから約1時間、院内の執務室で1人でいる際に1合入りの日本酒6パックを飲み、業務を行った。同7時ごろ、同僚が目がうつろでろれつが回らない状態の技師を発見。脳梗塞などの疑いで検査を受けたが異常はなく、院内に入院した。翌11日に技師のバッグから空の酒容器が見つかり、飲酒を認めた。

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