【新型コロナ】神奈川県、重点観察対象者さらに絞り込み「65歳以上」と「2歳未満」のみ

 神奈川県は19日、新型コロナウイルス対策を県内の医療関係者と検討する会議を開き、感染者のうちで重点的に健康観察などを行う対象を「65歳以上」「2歳未満のこども」などにさらに限定する方針を決めた。来週正式決定する。

40歳未満は持病があっても対象から外すことも決定

 神奈川県は、第6波の影響による医療提供体制のひっ迫に対応するため、電話で状況を聞き取るなど重点的に観察する対象を、重症化リスクの高い基礎疾患を持つ人のほか、「50歳以上」「5歳以下」の感染者に絞っている。しかし状況が改善しないため、この対象を「65歳以上」「2歳未満のこども」にさらに絞ったうえで、かつ40歳未満で持病がある人も対象から外す方針を決めた。また、県独自の施策である「自主療養届」の対象についても、2歳から64歳までに拡大する。

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