ドラゴンズOB山﨑武司が選ぶ「メンタルが強い!と感じた選手ベスト3」

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東海ラジオ『大澤広樹のドラゴンズステーション』(月~金17:15~19:00)2月15日のコメンテーター山﨑武司氏が「ドラゴンズなんでもベスト3」のコーナーで「メンタルが強い!と感じた選手ベスト3」を挙げた。

山﨑氏は、選考に当たって「1位と2位はすんなり決まったが、3位はなかなか出なかった」と言いながら、挙げた名前が「山﨑武司」。自分自身を「メンタルが強い選手」に選んだ山﨑氏は「何を言っているんだと思われるかもしれないが」と断った上で、その理由を説明した。

「野球選手は、調子が悪いときにヤジられると、どうしようもなくなってしまうときがある。それで、逃げ出して、辞めようかと思う人もいるぐらい。しかし、自分は、比較的、動じなかった。そういう部分では、図太いところがある」と話した。

しかし「図太い部分があるので、野球に対しても、大雑把と思われるかもしれないが、決してそうではない。考えてはいた。自分が成績を上げなくてはいけない。結果を出さなくてはいけないというときに、他人に影響されていては、プロとしてダメだと思う。そう考えると、自分は、意外とメンタルは強かったのかなあ」と振り返った。

続いて、第2位に挙げたのは「山本昌」。山﨑氏は山本氏について「決して『まいった』と言わない。200勝以上あげた一番の原動力は、あきらめない心。例えば、初回に3点、2回に2点取られたら、エースと言われるピッチャーほど、その試合を捨てるが(山本昌投手は)絶対に捨てない。それで、30勝から40勝、拾っていると思う。とにかく粘る。我慢強かった。そういう姿を見せられると、打者のほうも奮起する」と話した。

そして、第1位は「福留孝介」。山﨑氏は「自分もそうだったが、何回死んでいるか、そして、何回生き返ったか。彼も、決して『まいった』と言わない。このふたり(山本昌・福留孝介)に共通しているのは『俺が、俺が』という強い気持ちがあること。『空気を読まない』こと。そして『究極のプラス思考である』こと」と説明した。

特に、山﨑氏は、福留孝介選手について「今年でもう(現役は)終わりかなと思ったときがあったが、そのときにも『あきらめた』と言わなかった。自分のいいところを見つけてくる。これが本当のプロ魂。それを後輩から教えられた」と話した。この3人は、現役を長く続けた(続けている)。共通するのは「決してあきらめない」メンタルの強さ。

大澤広樹のドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週火曜~金曜 17時15分~19時00分

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