【新日本】SANADAが棚橋を下し新日本でシングル初戴冠!「ここのリングに上がって7年、やっとシングルのタイトルが獲れました。」

新日本プロレスは2月19日(土)、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて『新春黄金シリーズ』を開催。

『新春黄金シリーズ』
日時:2022年2月19日(土) 15:30開場 17:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:2,068人

メインではIWGP USヘビー級選手権試合として王者・棚橋弘至がSANADAを相手に初防衛戦を行った。

序盤からSANADAの膝を中心に攻め立てる棚橋。

チャンスと見たSANADAがムーンサルトプレスを発射。

王者として棚橋も持てる技を次々に披露。

終盤、棚橋が死力を振り絞ってハイフライフローをSANADAがかわすと、すかさずオコーナーブリッジで勝負を決めた。

SANADAが遂に新日本でシングル王座の初戴冠を果たした。

<試合結果>

▼第8試合 60分1本勝負

IWGP USヘビー級選手権試合
<第12代チャンピオン>
棚橋 弘至 ×
vs
<チャレンジャー>
SANADA 〇
29分26秒 オコーナーブリッジ

※棚橋が初防衛に失敗。SANADAが第13代王者となる。

新日本マット参戦7年でついにシングル王座初戴冠を果たし新王者となったSANADAは試合後のリング上でマイクを手に取り「ここのリングに上がって7年、やっとシングルのタイトルが獲れました。」と話し、続いてギフトを観客に要求。

そして対戦相手の棚橋に対し「棚さん、リスペクトです。棚さんとだったら、またいつでも、どこでも、やってもいいかなと思ってます。」と死力を尽くして戦った棚橋に対しエールを送った。

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<写真提供:新日本プロレス>

▼試合後バックステージコメント

棚橋「ああ、悔しい! 俺がミス、大きなミス、致命的なミスをしたわけないし、していないのに負けてしまった。戦法は良かった。ヒザからいってハイフライで仕留める。それは良かった。ただ前哨戦がしっかりあったからこそ、俺たちみたいなタイプは大変だったけど、水を得た魚のような活きがいい、活き活きとしたやりがいがあった。ただ、あのベルトは俺がアメリカから持ってきたものだから。何勝手に日本で王座交代してんだよって、このままだと言われてしまう。近い将来、もっと状況が良くなって、会場にたくさんファンが来てくれて、新日本プロレスの歴史が続けていけるならば、USヘビーの歴代王者に俺もいたし、SANADAもいた…なんつってね!すぐ取り返してやるよ! アメリカから俺が持ってきたんだ。しばらくは俺の自由にさせてもらうから」

SANADA「獲ったばっかりであんまり考えられないですけど、今なかなか海外に行けない状況なので、それだったら日本でも世界に名がある人はたくさんいるので、そういう人たちとこのベルトの価値を一緒に上げていったらいいんじゃないかなと思ってます。ちっと今、それしか思いつかないですね。ありがとうございました」

<写真提供:新日本プロレス>

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