北日本と北陸では21日（月）にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所があり、北日本と東日本の日本海側を中心に大雪となる所がある見込み。暴風雪や高波、大雪による交通障害に警戒が必要だ。

低気圧が急発達し大荒れに

　前線を伴った低気圧が北海道の東にあって、急速に発達しながら21日は千島近海を東北東へ進む見込み。また、北日本の上空約5000メートルには－39℃以下の、東日本の上空約5000メートルには－33℃以下の強い寒気が流れ込み、日本付近は21日にかけて強い冬型の気圧配置となりそうだ。

暴風雪・高波・大雪

　北日本と北陸では21日にかけて、雪を伴った非常に強い風が吹き、大しけとなる所がある見通し。暴風による建物への被害、見通しのきかない猛ふぶきによる交通障害に警戒が必要。海上では、高波による船舶や沿岸施設への被害に警戒が必要となる。

　また、低気圧や強い冬型の気圧配置の影響により、北日本と東日本の日本海側を中心に、21日にかけて大雪となる所がある見込み。大雪による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、なだれにも注意が必要だ。