エムバペ、レアル移籍阻止に大統領も協力…背景にはカタールか

昨夏にPSGからレアル・マドリーへの移籍を希望していたキリアン・エムバペ。それは実現しなかったが、今年夏にスペインへフリー移籍すると見られている。

そうしたなか、『The Times』が驚きの話を伝えた。

PSGはエムバペをどうにかして慰留させようと躍起になっているという。エムバペの関係者によれば、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とニコラ・サルコジ元大統領も残留のために介入してきたそう。

PSGを実質的に保有するカタールは今冬に中東初となるワールドカップ開催を控えている。その時点でエムバペ、リオネル・メッシ、ネイマールを契約下に置くことを希望しており、PSGのナースル・アル・ハライフィ会長とレオナルドSDはカタールの指示を受けて動いているとも。

サルコジ氏はカタールの大会開催が決まった際に大統領の職にあり、元FIFA会長ゼップ・ブラッターは「(サルコジの)政治的介入によって、カタールが有利、アメリカが不利になった」とも述べている。

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この動きを察知したレアルのフロレンティーノ・ペレス会長はエムバペ側に警告を送ったそう。レアルとの事前合意を反故にして、PSGと再契約を結んだ場合、夢であるレアルへの移籍は一生実現しないと忠告したという。

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