強い寒気の影響で、21日朝は和歌山県紀南地方で雪が舞った。最低気温は、田辺市龍神村や同市中辺路町栗栖川で氷点下となった。
和歌山地方気象台によると、同日午前9時現在の最低気温は、龍神(田辺市)が氷点下1.4度、栗栖川(同)は氷点下0.8度、南紀白浜(白浜町)1.5度、西川(古座川町)0.1度、潮岬(串本町)2.2度、新宮(新宮市)1.1度だった。
田辺市中心部でも雪が舞い、傘を差し、身を縮めて歩く人の姿が見られた。
山間部の田辺市龍神村の護摩壇山や県内最高峰の龍神岳(1382メートル)付近では、雪や樹氷の景色が広がっている。20日、深い雪の中、スキーやかんじき、スノーシューなどを履いて雪山ハイキングする人もいた。
同気象台によると、24日ごろまで、最高気温が平年より低い日が続く予報という。