単独監督作品のメガホンを取る日が近そうな山田孝之

女優の柴咲コウ、俳優の山田孝之、志尊淳らが18日、都内で行われた映画「MIRRORLIAR FILMS Season2」の公開初日舞台挨拶に出席したことを、各メディアが報じた。

「変化」をテーマに、俳優、漫画家、ミュージシャンら総勢36人が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開するプロジェクトの第2弾。柴咲、志尊らが監督した9作品が公開された。

記事によると、同企画のプロデューサーの1人である山田は、柴咲に監督のオファーを直談判。15分作品の「巫.KANNAGI」で初監督を務めた柴咲は、「成人式2回目の年で、初経験できてすごくうれしい」と率直な感想。

撮影期間は2日間。製作費も厳しかったそうで柴咲は、「やろうと決めてからそんなにたくさん時間があるわけでなく、潤沢な資金があったらいいんですけど」と愚痴。

山田は「すみません。これから皆さんにもっと知ってもらって広がっていけば」と慌てて釈明。柴咲も「制約がある中で大変だな~という中でやりがいがあって、人生と同じだな」と納得していた。

「著名人が映画監督に挑戦することで、もっと映画監督を目指す人が増えることも目的にしたプロジェクト。あっと驚くような芸能人の監督挑戦もありそうだ」(映画業界関係者)

17年放送のテレビ東京系ドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」では映画製作にかける熱い思いを爆発させた。

19年公開の「デイアンドナイト」ではプロデューサーをつとめ、昨年公開の「ゾッキ」では竹中直人、斎藤工との共同監督をつとめた。

どうやら、単独監督作品のメガホンを取る日も近いようだ。

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