加藤雅也が「DCU」で阿部寛とドラマ初共演! 明日海りおもキーパーソンで登場

TBS系で放送中の連続ドラマ「DCU」(日曜午後9:00)の2月27日放送・第6話に加藤雅也、同じく第6話と3月6日放送・第7話に明日海りおがゲスト出演する。

阿部寛が主演を務める本作は、水中の捜査に特化した架空の組織・DCU(Deep Crime Unit=潜水特殊捜査隊)を舞台にしたオリジナルのウォーターミステリー。海上保安庁に新設されたDCUは、水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団で、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な、危険極まりない日本全国の河川や湖など、あらゆる水中に潜り、隠された証拠を探して事件を解決。“水中未解決事件を解明すること”が、彼らのミッションとなる。DCUの隊長・新名正義を阿部、新名とバディを組む隊員ダイバー・瀬能陽生を横浜流星が演じ、そのほか、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、岡崎体育、有輝(土佐兄弟)、春風亭昇太、市川実日子と多彩な面々が出演中だ。

水族館が舞台となる第6話で加藤が演じるのは、魚サプライヤーの木見一郎。木見は水族館で泳ぐ魚の捕獲から輸送、さらには飼育方法まで全てのコーディネートを請け負っている。遺体で発見された女性の婚約者であり、事件への関与が疑われるが、果たして?

加藤と阿部といえば、共に人気男性ファッション誌「MEN’S NON-NO」で創刊時からモデルとして活躍したいわずと知れた仲。当時から約40年にわたり親交のある2人だが、ドラマでの共演は実は初めて。2005年に放送されたNHK大河ドラマ「義経」に共に出演していたのだが、同じシーンの出演はなく、セリフを交わすのは今回が初となる。殺人事件捜査ということもあり、2人の共演シーンは白熱した演技合戦の連続。ほかでは見られない迫力ある映像に仕上がっている。

加藤は「阿部くんとはモデルとしてはよく一緒に仕事をしましたが、芝居は初めてです。これまでにも二度ほどチャンスがあったのですが、スケジュールの都合で実現しなかったので、このドラマに出演が決まったと聞いて『阿部くんと初めて芝居ができる!』とうれしく思いました。俳優になる前から知っているので、いざ対面してみると何だか妙な感じでした。今までに感じたことのない変なリアル感と不自然さがありました(笑)」と念願の阿部との共演を振り返っている。

そして、明日海が演じるのは、水族館のプロデューサー・根岸那由。那由は新名たちの強引な捜査に異議を唱えつつも、何かを隠している様子。その背後にあるものとは!? 初共演となる阿部とどんな演技バトルを繰り広げるのかにも注目だ。

明日海は「『DCU』出演のお話をいただき、『日曜劇場』に出させていただけるということはもちろん、セリフも今までにない量で、『これは大事だ!』と思いました」と心境を明かし、「私は第6話と第7話に出演しますが、那由さんは非常に作りがいのある役です。まずは、1人の働く女性としてちゃんとした姿が映ったらいいなと思いますし、物語が進むにつれ、“この人なんかありそう”と感じていただけるような香りを漂わせていたいです」と役柄と役作りについて触れる。

また、「阿部寛さんとは、初めて共演させていただきます。張り詰めた心理戦のような場面で、1カット1カットごとに阿部さんの丁寧な瞳の奥の表情や、圧を感じながらのお芝居は、毎回とても刺激的で、私にとってはすべての瞬間がエキサイティングです」と阿部との共演に心を躍らせる。続けて「私は舞台にくらべて映像の経験が圧倒的に少ないので、常に試行錯誤しながらではありますが、精いっぱい努めたいと思っています。第6話・第7話ともに、熱く緊迫したシーンが盛りだくさんですので、楽しんでいただけたらと思います!」とアピールしている。

第6話では、溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見される。被害者が身に着けていたたダイヤの指輪が盗まれずにいたことから、自殺も疑われたが、遺体の肺の中に残されていたのはオホーツク海に生息するプランクトン。死後約1日しか経っていないことからも、自殺に見せかけた殺人事件として、DCUが捜査に乗り出す。

DCUが調べを進めるうち、殺害現場は水族館であることが分かった。さらに、身元不明だった被害者は、魚サプライヤーの木見の婚約者と判明。新名は瀬能らと捜査を進めていく。不審な動きを見せる水族館プロデューサーの那由と木見を怪しく思いつつも、その証拠はどこにもなく…。

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