人気ミュージシャンが自身の葬儀の曲を語る ライバルの曲以外なら「気にしない」

ロックバンド「カイザー・チーフス」のリッキー・ウィルソン(44)は、テイラー・スウィフトの『シェイク・イット・オフ』を1日15回聴いて新型コロナウイルスによるロックダウンを乗り切ったそうだ。リッキーは世界的なパンデミックの中、外出規制に耐えるべく繰り返し聴いたのが、テイラーの同曲だったと明かした。

ガーディアン紙との質疑応答で、パーティー用に選ぶ曲を聞かれたリッキーはこう答えている。「テイラー・スウィフトの『シェイク・イット・オフ』でロックダウンが乗り切れた。たぶん1日に15回は聴いていたよ」

一方リッキーは、2007年の同時期に自身のバンドのヒット曲『ルビー』とチャートで争っていたジャスト・ジャックの『スターズ・イン・ゼア・アイズ』に対し「お高くとまった」自分を感じたと告白しているが、『ルビー』は同バンド初の全英ナンバーワン・シングルとなったので心配する必要はなかったようだ。「ジャスト・ジャックの『スターズ・イン・ゼア・アイズ』は、『ルビー』と同じ頃ヒットチャートに入っていたので、僕は間違いなくどこかお高くとまった気持ちを持っていたね。ひそかに歌詞を全部覚えていたのに、くだらない曲だと言ってたんだ」

そんなリッキーは、葬儀でかけてほしいと思う曲を聞かれて、「気にしないよ。好きなようにかけてくれればいいさ。僕はそこにいないしね。『ルビー』がかかるだろうね、ジョン・デンバーの『カントリー・ロード』でもいい。ジャスト・ジャックの『スターズ・イン・ゼア・アイズ』じゃない限り」と答えている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社