ファーストサマーウイカ、「私のエレガンス」で連ドラ初主演! 元レディース総長の子持ちトラックドライバーに

ファーストサマーウイカが、4K制作され4月2日にBSテレ東でスタートする土曜ドラマ9「私(あたい)のエレガンス」(土曜午後9:00)で連続ドラマに初主演することが決まった。

ドラマは、元レディースのシングルマザーが、愛する娘のために“エレガンス”を目指すラブコメディー。テレビ東京で放送された滝藤賢一主演「俺のダンディズム」を手掛けた濱谷晃一プロデューサーが、8年越しに実現させた“女性版”となる。母娘で茨城から東京へ引っ越した元レディース総長でシングルマザーのトラックドライバー・薬師寺桃子(ファーストサマーウイカ)は、娘が通う小学校が、セレブな子どもしかいない区立御三家だと知る。そこで、娘に肩身の狭い思いをさせたくないという思いで一念発起。“エレガンス”を求めてサロンを訪ね、女主人のマダム・マリー(草刈民代)の下で、“エレガンス”な女性になるためのファッション知識やその歴史、さまざまな場面におけるマナーや立ち振る舞いのレッスンを受けていく。さらに、桃子は娘が恋した同級生の父親・綾小路眞一(吉沢悠)と急接近。3代目社長で超セレブの眞一と桃子では不釣り合いだとねたむ周りの声もある中、果たして2人の恋の行方は?

ファーストサマーウイカは「光栄です! まさかの主演で、驚きと喜びで小躍りしました。同時になぜ私に? ちゃんと務まるのだろうか?と不安もあったのですが、脚本を読ませていただくと、当て書きかと思うほどにパブリックイメージとピッタリな役柄だったので、合点がいきました」と自身も納得の様子。

演じるの桃子というキャラクターについては「波瀾(はらん)万丈な人生の中から、少年漫画の主人公のような強さと応援したくなる天真らんまんさを感じました。娘のヒカルのために、エレガンスを極めようと、未知の世界へ迷わず飛び込む真っすぐな愛情と、自分の感情にもうそをつかない実直さが桃子の魅力です。演じる際にも、あまり考えず作り込まず、素直に向き合うように心がけています」と心構えと役づくりを明かす。

そして、草刈は「元ヤンキー、女性版“トラック野郎”桃子のシンデレラストーリー。とてもハートウォーミングなドラマです。ファーストサマーウイカさんは桃子そのもの。ウイカさんが桃子として、どれだけエレガントな女性に変貌していくのか? とても楽しみです」と期待。

吉沢は「まずは、エレガンスとは何だろう?から始まりました。ファッションの歴史がバックボーンの要素として入っているのが、すごく楽しみだなという印象を持ちました。コメディー要素もあるので、肩の力を抜いて、こんな面白い世界もあるんだなと、応援してご覧いただけたらうれしいです」と話している。

さらに、濱谷プロデューサーは「2014年に『俺のダンディズム』で好評をいただき、いつか続編ができたらいいなーと思っていたら、まさかの8年越し、しかも女性版の実現に自分でも驚いています。当初は地味な主婦がファッションに目覚めていく『わたしのエレガンス』をイメージしていましたが、ヤンママがエレガンスを目指す方が面白いなと思って、『“あたい”のエレガンス』にたどり着きました」と制作の経緯を伝えつつ、「ファーストサマーウイカさんは役にピッタリな上に、実はとても演技派なので、初主演をご一緒できて光栄です。そして、エレガンスの伝道師に草刈民代さん、この人を置いてほかにいないくらい見事なキャスティングだなと。お相手役の吉沢さんも楽しんで紳士を追求してくださっています。笑って、学べて、ウイカさん演じる桃子を応援したくなる、楽しいラブコメになるよう、鋭意撮影中です!」と報告している。

© 株式会社東京ニュース通信社