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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が神奈川県内で遅れている。全国の接種率と比べると、神奈川は都道府県で3番目に低い45位にとどまっている。県は3月末までに65歳以上の一般高齢者への接種完了を目指しており、接種を担当する市町村はペースアップに努力を続ける。
首相官邸のホームページで公表されている政府の集計によると、全人口に対する3回目接種の全国平均は21日公表時点で14.4%。11.4%の神奈川は、秋田県(9.4%)、新潟県(11.3%)に次いで全国で3番目に低く、最も進んでいる佐賀県(20.1%)とは2倍近い差がある。
県も週1回、市町村別の接種率を公表。県の集計は18歳以上の人口に対する数値で、政府の集計とは分母とする人口数が異なるものの、市町村間では最大3倍の開きがある。