新型コロナウイルス流行「第6波」で県内でも感染者数の高止まりが続く中、軽症や中等症患者の重症化を防ぐ効果がある飲み薬による治療が始まっている。1月から流通している米メルク製に加え、国が今月10日に特例承認した米ファイザー製の新薬も近く本格的に提供される見通し。自宅で服用できるため医療現場の負担軽減も期待されるが、供給量に限りがあり、取り扱う薬局なども一部にとどまっているのが現状。県は飲み薬の活用を進めるため、必要な手続きを関係機関に呼び掛けている。
コロナ飲み薬、活用期待 宮崎県推進、供給体制に課題
- Published
- 2022/02/22 09:05 (JST)