優雅なおやつを高校生が楽しみ尽くす 〜 倉敷アフタヌーンティー2022冬体験レポート

おとぎばなしの世界のように、ショートケーキやシュークリームに囲まれて、甘いスイーツを心ゆくまで食べ尽くしたいと夢を膨らませたことはありませんか。

実は、甘いもの好きの願いを叶えるためのイベントが倉敷で行なわれています。

倉敷アフタヌーンティー2022(冬)は倉敷市内のカフェ27店舗で開催され、軽食やスイーツを楽しむための優雅なお茶会。

甘いスイーツや岡山の旬のフルーツを使ったデザートを思う存分に楽しめます。

倉敷市笹沖にあるCafe&Restaurant Bonvoyage(ボンボヤージュ)に、小林ちえり(こばやし ちえり)さんと金平みなみ(かねひら みなみ)さんが足を運び、倉敷アフタヌーンティーを楽しんできました。

高校生の2人が味わってきた優雅なおやつの時間を紹介します!

Cafe&Restaurant Bonvoyageの倉敷アフタヌーンティー

倉敷アフタヌーンティーとは?

倉敷アフタヌーンティーは、イギリス発祥のアフタヌーンティーを倉敷版にアレンジした優雅なお茶会です。

毎年、夏と冬に開催されていて、2022年冬季のイベントは倉敷市内のカフェ27店舗で開催されています。

スイーツには倉敷・岡山の旬の特産フルーツが必ず使われ、2022年冬季は「いちご」がテーマ。

各店舗で提供するメニューは異なっており、店舗ごとのこだわりのスイーツを楽しめます。

参加店舗・予約方法については、倉敷アフタヌーンティー2022(冬)のウェブサイトを確認しましょう。

Cafe&Restaurant Bonvoyage

Cafe&Restaurant Bonvoyageの外観

Cafe&Restaurant Bonvoyageは、倉敷市笹沖にあるカフェです。

見晴らしのよい高台にあるログハウス調の建物に足を運ぶと、異国を訪れたような気分になります。

日常生活を忘れて、優雅な午後の時間を楽しむのにはぴったりの場所です!

Cafe&Restaurant Bonvoyageの内観

Cafe&Restaurant Bonvoyageで楽しむ倉敷アフタヌーンティーのメニュー

Cafe&Restaurant Bonvoyageで倉敷アフタヌーンティーを注文すると、大きく分けて3つの商品が運ばれてきます。

  • チョコレートフォンデュ
  • ケーキスタンド
  • 観覧車

また、ドリンクは1人2杯まで楽しめます。

▼食べ物だけでなく、ドリンクまで可愛らしいので見逃せません。

Cafe&Restaurant Bonvoyageでは、当日に倉敷アフタヌーンティーを注文することはできません。

お店を訪れる2日前までに、電話で予約をしましょう!

レポーターの2人を紹介

Cafe&Restaurant Bonvoyageの倉敷アフタヌーンティーを体験してくれる2人を紹介します。

小林ちえりさん

笑顔も話も尽きない小林ちえりさんは、明朗快活という言葉がぴったり。

高校3年生の小林さんは、4月からは岡山県外の学校へ進学します。

新しい生活についてうれしそうに語る表情からも、小林さんの前向きな性格が感じ取れました。

金平みなみさん

一つひとつていねいに言葉を選びながら話す金平みなみさんは、落ち着いた雰囲気の高校2年生。

最終学年を前に、進路について悩み中。

どのように生きていくかを真剣に考える姿に、金平さんの真面目な性格が伺えました。

甘いスイーツに囲まれる時間を、息抜きにしてほしいですね。

先輩、後輩の関係の小林さんと金平さんは、休日を利用してCafe&Restaurant Bonvoyageの倉敷アフタヌーンティーに足を運んでくれました。

倉敷アフタヌーンティーを楽しもう!

甘美な時間を楽しむ前に

スイーツの味を楽しむのはもちろんですが、見た目もかわいらしいデザートを前にして写真を撮らずにはいられません

まずは、スマートフォンを取り出して、かわいいスイーツを写真に納めます。

一つひとつが可愛らしくデコレーションされたスイーツを、スマートフォンで撮影するのも楽しい時間です。

最初はチョコレートフォンデュから

2人が最初に選んだスイーツはチョコレートフォンデュ

ロウソクの火でトロトロに融けているチョコレートを、火が消えないうちに楽しもうと最初のスイーツとして選びました。

▼チョコレートに浸す素材は、イチゴ、キウイ、バナナ、マシュマロ、バケット。

どれも美味しそうなので、食べる順番を悩むのは当然。

思い思いに素材を選び、チョコレートの中に浸します。

チョコレートフォンデュの醍醐味は、融けたチョコレートにフルーツやお菓子を浸す瞬間

口に運ぶまでの過程を楽しめるのは、チョコレートフォンデュの魅力です。

チョコレートの甘さが口の中に広がり、ほおが落ちそうなほど美味しいことは言うまでもありません。

もりもりケーキスタンド!

▼ケーキスタンドには、軽食とケーキがまんべんなく載っています。

上段には、蟹爪のフリッター、プチマルゲリータ、ローストビーフのピンチョス。

下段には、苺ショートケーキ、ショコラフランボワーズムース、ピスタチオのクッキーシュー、そしてサツマ芋のクリームブリュレが並んでいました。

▼手のひらサイズのプチマルゲリータの生地は器の形をしていて、チーズとミニトマトが載っています。

▼一口サイズのローストビーフのビンチョス。

甘いスイーツと一緒に提供される塩気のある軽食は、実はとてもありがたい存在でした。

甘いものを食べ続けていると少しだけ飽きてくるので、塩気のあるものが食べたくなるのです。

味覚がリセットされて、甘いものをもっと楽しめるようになります

▼ケーキスタンドの軽食、スイーツをお腹に収めていき、いよいよ苺ショートケーキへ。

形を崩さないように、慎重にお皿へ運びます。

▼ショートケーキだけでなく、すべてのスイーツのデコレーションがかわいいので、何度も写真を撮らずにはいられませんでした。

おしゃべりの時間も大切に

食べてばかりがアフタヌーンティーの楽しみ方ではありません。

久しぶりに顔を合わせた2人には、積もる話がたくさんあったようです。

学校のこと、将来のことについて友人と共有する大切な時間にもなりました。

迫力満点、観覧車!

▼2人が最後に手をつけたのは観覧車!

観覧車に載せられているスイーツも、バラエティに富んでいます

マカロン、コーヒーゼリー、ティグレ、そしてクマさんの形をした大福。

食べる前から、ワクワクが止まりません。

1つのカゴに1つのスイーツが載せられていて、見た目通りクルクルと回転します。

ゆらゆらと揺れているスイーツを見ながら、どれから取るかを考えるのも幸せな時間です。

▼最初に観覧車から取り出したのはマカロン。

▼マカロンはコーヒー味で、控えめな甘さが口の中に広がりました!

最後に選ばれたスイーツは?

最後に選ばれたスイーツは、クマさんの形をした大福!

どうやら、2人とも一目見たときからクマさんを最後に食べようと決めていたようです。

▼愛しさを感じながら、最後のスイーツを手に取ります。

▼最後のスイーツのクマさんと記念撮影。

ちなみに、クマさんの中にはイチゴが入っていました!

少しずつ大切に口に運びます。

▼チョコレートフォンデュ、ケーキスタンド、観覧車のすべてを完食!

見た目も、量も迫力満点でしたが、気がつけばすべて食べ尽くしていました!

お腹のなかはスイーツで、心は幸せで満たされています!

ごちそうさまでした!

たぶん、筆者の人生のなかで、こんなにもたくさんの量と種類のスイーツを、一度に目の前にしたのは初めての経験。

筆者も甘いものが大好物なので、スイーツがテーブルに並べられていくようすを、心おどらせながら眺めていました。

ログハウス調の落ち着いた雰囲気の店内で、チョコレートフォンデュの甘い香りを感じると、おとぎばなしの世界に踏み入れた気分になります。

ケーキスタンドや観覧車に載せられたキラキラと輝くスイーツを眺めているだけで夢見心地。

倉敷アフタヌーンティーを楽しみながら過ごすひとときは、お腹だけではない、心も満たされる甘美な時間になりました。

取材協力

  • モデル:小林ちえり
  • モデル:金平みなみ

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