玉山鉄二 深川麻衣や音尾琢真らとシェアハウスで仲間と過ごす日々 「今はちょっと、ついてないだけ」特報

4月8日より劇場公開される、伊吹有喜の同名小説の映画化作「今はちょっと、ついてないだけ」の特報が公開された。

公開された特報では、不本意ながら借金を抱え表舞台から姿を消した元人気カメラマンの立花(玉山鉄二)が、失職した元テレビマンの宮川(音尾琢真)、求職中の美容師の瀬戸(深川麻衣)、落ち目な芸人の会田(団長安田)らとシェアハウスで出会い、“今はちょっと、ついてない”仲間たちと過ごす日々が映し出されている。美しい緑の木々に囲まれた長野県・北竜湖でのカヌー、心も体も温まる一杯のコーヒーなど、ともに時間を共有する主人公たちの姿や、「ゆっくり、進もうか」と再びカメラを構える立花の様子も切り取られている。

本作について柴山健次監督は「この物語は30代半ばから40代の人生模様に絞っている。一通りの体験を経た世代であり、立ち止まってしまう時期であり、振り返ってしまう時期。自分のこれまでが、これからが、正しいなんて言い切れない不安感の中、それでも月日は流れていってしまう。誰もが必死で生きていると知りながらも、自分だけが苦しんでいるんじゃないかと、考えてしまう」「様々な人生模様を通して、物語の受け手の私たちにも、同じ思いを見せてくれる。 苦しみも哀しみも引き受けて、この先を生きるんだと、勇気を与えてくれる物語。がむしゃらに働くことが善しとされ、疲れ果てている世代に、包み込むような愛のある眼差しの映画となる」と、コメントを寄せている。

「今はちょっと、ついてないだけ」は、かつて秘境を旅する番組で人気カメラマンとして脚光を浴びながら、表舞台から姿を消したカメラマンが、シェアハウスに集う不器用な仲間たちとの日々の中で、“心が本当に求めるもの”を見つけ出そうとする物語。13年ぶりの映画主演となる玉山鉄二がカメラマンの立花を演じ、シェアハウスの仲間たちの音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)のほか、高橋和也らが顔をそろえる。「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の柴山健次が監督を務める。千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、長崎県島原市の協力で製作された。

【作品情報】
今はちょっと、ついてないだけ
2022年4月8日(金)新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー
配給:ギャガ
©2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

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