劇団ひとり漫画原作初挑戦 新人発掘オーディションに参加「やれることが多すぎる」

お笑いタレントの劇団ひとり(45)が原作を担当する、新人漫画家オーディション番組が放送される。コミック配信サービス「まんが王国」を展開するビーグリーは22日、日本テレビとの「クリエイターの発掘・育成・支援」プロジェクト事業で、漫画家発掘ドキュメントバラエティー「THE TOKIWA」第2弾の参加者を募集することを発表した。公式HPでの募集期間は3月21日まで。番組は今年10月以降の放送を予定している。

映画「浅草キッド」の監督・脚本など、お笑いタレントだけでなく、俳優、作家など多彩な才能を発揮している劇団ひとり。優勝者は原作者とタッグを組んで制作した漫画を「まんが王国」で連載することが約束され、副賞として賞金100万円が贈られる。

劇団ひとりは「今までいろんな仕事をさせていただきましたが、漫画の原作は全くやったことがなかったので、これは面白そうだな、やってみたいなと思い、原作を書かせていただくことになりました。漫画はなんでも表現できるので、やれることが多すぎて、どうしていいのかわからない状況ではありますが、僕も応募してくださるみなさんと同じく、“新人の漫画原作者”として向き合っていきたいと思っています。僕の過去の作品を見て、共感していただける人と一緒に作品を作れればいいなと思っていますので、ご応募お待ちしています!」と呼び掛けた。

「THE TOKIWA」第1弾は昨年2月から4週にかけて日本テレビで放送。「正直不動産」や「クロサギ」の原案を手がけた夏原武さんが原作を提供。2児を育てる主婦雨崎さんが選ばれ、現在「まんが王国」で「恋の六道、愛の辻」を連載中。昨年11月にはビーグリーと日本テレビが「世界でヒットするコンテンツの共創」を目指し、資本業務提携契約を締結し、その取り組みの一環として「THE TOKIWA」第2弾が決まった。

「THE TOKIWA」のバナー
「浅草キッド」イベントでコマネチポーズの(左から)土屋伸之(ナイツ)、門脇麦、柳楽優弥、大泉洋、鈴木保奈美、劇団ひとり監督=21年12月

(よろず~ニュース編集部)

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