県外の古物営業所へ偽ブランド品を譲渡し愛知県在住の男性2人を逮捕、新潟県内でも同様の手口の犯行

新潟警察署

新潟警察署と新潟西警察署、本部生活保安課は22日、愛知県名古屋市中村区在住でキャンドル製作販売業の男性(37歳)と、同市千種区在住で同じくキャンドル製作販売業の男性(41歳)を商標法違反の疑いで逮捕した。

容疑は2件。第1の事件では2021年6月上旬、2人は共謀して、有名シルバーアクセサリーブランドの商標使用に関し、何ら権限がないのに、名古屋市内の古物営業所へ、同ブランドの商標に類似する商標を付したアクセサリー合計6点を合計代金53万円で買い取らせて譲渡した。

第2の事件では、同年7月上旬、静岡県駿東郡内の古物営業所に対して、同アクセサリー合計7点を合計代金100万円で買い取らせて譲渡し、同ブランドの商標権を侵害する行為とみなされる行為を行った。

2人の男性は今回の事件以前にも2回、新潟県内で同様の手口で偽ブランド品を古物営業所へ買い取らせて逮捕されている。以前は新潟県警などが逮捕したことから、今回も同署などが愛知県警、静岡県警と連携して逮捕した。

新潟警察署によると、37歳の男性は容疑を認めているが、41歳の男性は黙秘しているという。商品の入手経路や動機については、現在捜査中。

© にいがた経済新聞