【速報】重症者最多12人、死亡3人 和歌山県が326人の感染発表

 和歌山県は22日、県内で新たに326人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。減少傾向にある一方、重症者(国基準)は過去最多の12人となった。田辺保健所管内在住の90代男性ら3人の死亡を確認した。

 新規感染者の保健所管内別は和歌山市144人、橋本50人、岩出45人、湯浅29人、田辺20人、海南17人、御坊12人、新宮7人、県外在住2人。直近1週間の人口10万人当たり感染者数は276.2人で、11日連続で減少した。

 新たなクラスターは3件で、湯浅管内の保育所で6人、和歌山市の保育所でも6人、同市の有床診療所で8人の感染者を確認。すでに過去最多のクラスターとなっている橋本管内の病院は、感染者が9人増え80人となった。

 亡くなったのは田辺管内の男性のほか、橋本管内在住の80代男性、和歌山市在住の90代男性。

 新型コロナ患者の受け入れ病床数を21日に1病院10床増やし、22病院630床とした。

© 株式会社紀伊民報