活動案へ意見募集 延岡こども未来創造機構

 延岡市は3月に設立を予定する「延岡こども未来創造機構」について、目的や活動内容などを説明する「延岡こども未来創造機構のあり方について」の案を公開し、今月28日まで市民から意見を募っている。
 案によると、同機構は学校、地域、家庭に次ぐ新たな教育の枠組み。「子どもたちが自分らしく生きられる社会の実現」を理念に掲げ、「自らデザインして問題を解決する『生きる力』を育む」ことを目標とする。一般社団法人として設立する。
 当面の活動として、(1)ものづくりと科学、芸術などを融合した「STEAM教育」などのワークショップ推進(2)異世代間コミュニケーションの場の創出(3)自然体験や学習キャンプなどの体験型学習の機会の提供―などに取り組むとしている。
 機構設立への準備作業や先行実施した活動など、2018~21年度の事業費(21年度は予算額)総額は約2200万円。22年度は機構事務局の人件費や運営費など約2600万円の予算を見積もる。
 案は市ホームページや市役所などで閲覧できる。意見は氏名、住所、年齢を記入し〒882―8686、延岡市東本小路2の1、延岡市経営政策課に郵送か、同課や総合支所に提出する。ファクス(電話)0982(22)7090、電子メール(keiei@city.nobeoka.miyazaki.jp)でも受け付ける。同課(電話)0982(22)7074。

© 株式会社宮崎日日新聞社