香川県 ドクターヘリを4月に運用開始 島しょ部を含む県全域をカバー

香川県は、医師や医療機器を乗せて救急活動にあたる「ドクターヘリ」を4月18日から運用すると発表しました。

香川県によると、導入するヘリは7人乗りで、一度に最大2人の患者を治療しながら搬送することができます。島しょ部を含む香川県全域をカバーし、運航は365日体制で、原則 午前8時30分から午後5時30分までです。

香川県立中央病院

香川県立中央病院と香川大学医学部付属病院を1週間交代で拠点にします。消防の要請から20分以内には県内のどこにでも到着できるということです。

香川大学医学部付属病院

香川県は年間243件の出動を見込んでいて、ドクターヘリがない場合よりも11人多く命を救うことができるとしています。

現時点でドクターヘリを導入していないのは全国で香川県と東京都だけです。

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