金正日総書記の業績、オンラインで国際討論 朝鮮最高峰の写真展も開催

金正日総書記の生誕80周年を記念して、「白頭山偉人を称える国際祭典組織委員会」が主催するオンライン国際討論会と写真展が同組織委のウェブサイト(www.mountpaektufestival.org)で14日から開催されている。

討論会と写真展では、金正日総書記の業績をテーマにした世界各国の人士による書面討論、朝鮮の最高峰であり革命の始原とされる白頭山をテーマにした多彩な写真を見ることができる。

写真展「白頭山」より

組織委では、「討論会と写真展が朝鮮革命と世界の自主化偉業のために築きあげた白頭山偉人たちの偉大な革命的生涯と傑出した業績を称え、朝鮮人民の正義の闘争を積極的に支持・声援する有意義な契機となることを期待する」としている。14日にはインドネシア・ジャカルタで開幕式が行われた。

朝鮮との親善・連帯に取り組む各国の団体で構成される「白頭山偉人を称える国際祭典組織委員会」では、金日成主席と金正日総書記、金正恩総書記の偉業を称える国際規模の行事を2002年から定期的に朝鮮で開催してきた。

組織委では金日成主席生誕110周年と金正日総書記生誕80周年を迎える今年、2月から4月までを国際祝賀期間に定めて、世界的な範囲で多彩な行事を催すとしている。総書記生誕80周年に際したオンライン国際討論会と写真展は、その第一弾となる。

オンライン国際討論会

オンライン国際討論会「チュチェ朝鮮の永遠な象徴金正日」には、アジア太平洋、欧州、アフリカ、中東、中南米の各国、そして国際機関のチュチェ思想研究者などが参加し、金正日総書記の業績を多方面から紹介している。

また、日本からは、日朝友好連帯埼玉県民会議・鎌倉孝夫議長、広島修道大学・菱木一美教授、日本朝鮮学術教育交流協会・藤野正和会長、日朝友好連帯群馬県民会議・宮川邦雄事務局長、福島朝鮮学校を支援する会・住谷圭造副会長の5人が討論に参加した。金正日総書記がその基礎を築いた朝鮮式社会主義の特徴に言及しながら、総書記の業績の一つである朝・日平壌宣言(2002年)に基づいて朝・日友好親善に努めていく決意を披歴している。

オンライン写真展「白頭山」(https://www.mountpaektufestival.org/category/international-online-photo-exhibition)には、「金正日総書記の生家―白頭密営」(8点)、「白頭山における抗日闘争の歴史」(27点)、「白頭山の崇高な風景」(26点)、「三池淵市」(16点)、「写真家ロジャー・シェパード氏による白頭大幹」(40点)、「白頭山へ行こう」(27点)――の6つのテーマの下、計144点が展示されている。

一新された三池淵市を闊歩する女性たち

写真展は、白頭山の雄大な自然や革命史跡地、4年にわたる建設プロジェクトが昨年完工した三池淵市の一新された全景、三池淵ホテルなどの公共施設、住宅、新しい市街地を闊歩する人々の姿など、多彩な構成となっている。また、これまでに組織委が白頭山で開催した親善行事の写真も紹介されている。

組織では金日成主席の生誕記念日を迎える4月には、インターネット祝賀舞台「人類の永遠なる太陽である金日成」を開催するとしている。

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