東日本大震災前の日常を紹介 仙台市震災伝承施設が企画展 沿岸部の写真を募集 #知り続ける

震災伝承施設「せんだい3.11メモリアル交流館」が東日本大震災前の仙台市沿岸部の日常を写した写真を募集しています。

夏の夜空に打ち上げられた花火。

大人も子供も本気になった運動会。

世間話に花を咲かせた地域の商店。

仙台市若林区の「せんだい3.11メモリアル交流館」では、仙台市沿岸部で震災前に撮影された写真を募集しています。

これまでに集まった写真で、来月1日から企画展を始めますが、6月19日までの会期中に随時、写真の追加と入れ替えを行う予定です。

荒浜地区以外の写真が少なく、かつての住民や海水浴などで訪れていた人たちにも広く提供を呼びかけています。

震災とその後の復興で風景が一変した沿岸部。かつて、そこにあった暮らしに思いを馳せる機会にしてほしいと準備を進めています。

せんだい3.11メモリアル交流館・渡辺曜平さん「震災前に住んでいた方や訪れていた方は昔を思い出すきっかけにしていただきたいし、震災前をご存じない方にはこういう暮らしや風景があったんだということを知る機会にしていただければと思っています」

提供された写真は複製して原本は返却するそうです。提供する場合は事前に電話かメールでお問い合わせください。

【せんだい3.11メモリアル交流館】

電話:022−390−9022

メール:office@sendai311−memorial.jp

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