秋山、清原を抑えてトップ 西武の現役レジェンドにかかる本拠地1000安打の期待

西武・栗山巧【写真:荒川祐史】

昨季通算2000安打を達成した栗山巧は、本拠地だけで981安打

西武が本拠地とする「ベルーナドーム」は、1979年に「西武ライオンズ球場」として開場してから今季が44年目。新たな名前で呼ばれることになる一方で、長い歴史を誇る。この球場での通算安打を見ると、数々のレジェンドの名前が。そして現役の栗山巧外野手は、1球場で通算1000安打という“偉業”へあと19本に迫っている。

栗山は2001年のドラフト4巡目で西武入り。2004年に1軍初出場を果たし、昨季は通算2000安打も達成した。そしてベルーナドームでも、通算981安打は歴代1位、この球場だけでの1000安打まであと僅かだ。

1球場での1000安打はハードルが高く、現在の12球団本拠地球場で記録しているのは、横浜スタジアムで石井琢朗(現横浜コーチ)が1075安打しているだけ。例えば歴史の長い甲子園球場でも藤田平の913安打が最多で、選手の移籍が活発になっている今後はより難しくなるだろう。栗山の快挙がいつ叶うのか、注目を集める。

2位以下にも、パの頂点に立ち続けた西武を支えた名前が並ぶ。ただ清原和博、秋山幸二を筆頭に、主力打者が移籍する傾向があり、この数字は伸ばせていない。そんな中で現役の中村剛也が4位の778本。こちらもどこまで伸ばすことができるだろうか。

【表】トップの栗山以下、強い西武を支えた名前が並ぶベルーナドームの通算安打ランキング

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(Full-Count編集部)

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