何歳になっても太らない体を!痩せてキレイになる「歩き方」レッスン♪

「朝時間.jp」読者の皆様、おはようございます。

「90歳になってもハイヒールの履ける人生」をコンセプトに、活力寿命延伸活動を行っていますウォーキングスペシャリストの山口マユウです。

今日から『歩き方で体が変わる!山口マユウの美ウォーキング講座』をテーマに、痩せる!引き締まる!キレイになる!そんな「ウォーキング習慣」についてお伝えしていきます。

ウォーキングなら、通勤通学、仕事中、買い物先で、家で、様々な場所でできます。ジムに行く時間がなくても、楽しみながら自動的に痩せてしまう…お医者様も絶賛する歩き方があります。

また、ウォーキングは、単に体を変えるだけではありません。

多くの受講生を見ていると、楽しく歩き続けることで、「できるスイッチ」が入り、夢や目標が自然と達成されていきました。歩き方を変えただけなのに、人生までも好転した人たちは「まるで魔法にかけられたみたい」と喜んでくれています。

体が変わると、周りの反応が変わり、心もハッピーになりますよ。

さあ、今度は、タンタンターンであなたが変わる番です。次のゲートを開きましょう!

姿勢と歩き方で、体が変わった!

以前の私にとって、最大の悩みは、むちむちでむくんだ寸胴脚。

証券会社に勤務していた頃は、ボーナスを高額エステに使ったり、自分でマッサージをしてみたり、いろんなダイエット法を試したり、脚痩せ本を読みあさったり…やれることはいろいろ時間をかけたにもかかわらず、全く変化しない脚。

このまま歳を重ねたら私の体はどうなるのだろう…そんな不安が付きまといました。

そして、20代後半から30代は、子育て、お仕事、家事、時おり介護と分刻みの生活を送っていました。そんな中でも、「太りたくない、ずっとキレイでいたい」という思いは変わらず、日常の中でできることへとたどり着いたのです。

それが、姿勢、歩き方を整え、子供と遊びながらストレッチや筋トレをすることでした。

「姿勢と歩き方を変えるだけで、体が変わる?そんなことあるわけないじゃん。」

という声が聞こえてきそうですが…いいえ、変わるんです。

ただし、「やらなきゃ」「しなきゃ」と思うと、なかなか続けられません。

ダイエットに費やす時間をスケジュールに付け足す「アドオン思考」ではなく、いつもの暮らしの中に、痩せる!引き締まる!キレイになる!動きを自然に組み込む「ビルトイン思考」だと、楽しく続けることができます。

しかも無理な食事制限は、一切なし!

「しなきゃ!」とはさよならして、歳を重ねるごとに魅力を増しながら、いくつになっても太らない体をつくるために、理想の1歩を楽しみながら踏み出しましょう。

まずは「姿勢」「歩き方」診断から

知らず知らずのうちに動物歩きしていませんか?

以下が、よくある「姿勢のタイプ」です。

【ペリカンタイプ】

  • 下腹が出ている
  • 腰を反っている(壁にもたれた時壁と腰の間にグーが入る)
  • 首が前に出ている
  • 猫背である
  • 手を前で組む癖がある

【ペンギンタイプ】

  • 背中が丸い
  • 膝を曲げて歩く
  • 首が前に出ている
  • すり足で歩く
  • 大丈夫?とよく声をかけられる

【ゴリラタイプ】

  • 実際のサイズより体が大きく見られる
  • あごが上がっている
  • 足を上げずに開いて歩く
  • 下腹が出ている
  • 腰を反っている(壁にもたれた時壁と腰の間にグーが入る)

一番たくさんチェックがついたところが、あなたの姿勢タイプになります。

ペリカンさんは、前ももと胸筋が縮んでいる可能性があるので、伸ばすように心がけましょう。

ペンギンさんは、後ろももと胸筋が縮んでいるので、伸ばすように心がけ、バンダイをして体感伸ばしも行いましょう。

ゴリラさんは、前ももを伸ばし、腹筋を鍛えましょう。

歩く前に!「美しい姿勢」の作り方

美しい姿勢は、地面と接する足の裏から始まります。

まず、かかとと足指を地面にしっかりつけましょう。

お尻の穴はキュッとしめ、重心を受け(上)に引き上げましょう。おへそが縦長になるイメージです。

そして、肩甲骨をぎゅっと寄せて、肩の力を抜きます。目線を前に向けて、口角を左右均等にあげれば完成です。

理想の歩き方…まずは「1本線上にかかとを出すこと」

左右の足の間を「歩かく」と言います。この歩かくの広い女性は、幸せが逃げていくので注意しましょう。

理想の歩き方の第一歩は、1本線上にかかとを出すこと。バランス感覚が必要なので、これを行うことで体幹が鍛えられます。

慣れてきたら、後ろ側の足で、地面をつかんで蹴るように歩くと、自動的に歩幅が広がりスピードアップ。颯爽としたカッコよく知的エレガントな印象になります。

ハイヒールを履いている時は、足の重心位置が変わります。足の親指の付け根とヒールに支点を置いて立ちましょう。後は同じです。膝が曲がると弱々しく老けて見えるので、着地する時は、膝を伸ばすことを意識して。

忘れていけないのは腕。腕は真後ろに振ることを意識してみましょう。

最後に口角を左右対象に上げ、笑顔を作りましょう。

このように、移動や買い物中、姿勢と歩き方を意識するだけで、体はどんどん痩せ上がり、引き締まってキレイになります。

まずはこの歩き方を、1週間続けてみましょう。

次回は、歩くときに欠かせない◎幸せを呼ぶ「靴選び」についてお伝えします。

☆この連載は<毎週木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

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