サッカーJ3カターレ富山は23日、クラブスタッフがサポーターと共に富山市中心部の商店街などを回り、今季のホーム戦の日程を知らせるポスターを配った。クラブが掲げる「カターレのある日常」に向けた初の試みで、県民クラブとしての浸透を目指す。
ポスター配布は従来、スタッフだけで行っていたが、今年は初めてサポーター10人が協力した。総曲輪通りや中央通り、千石町通りの3カ所を中心に回り、約1時間半で約70枚を配布。目立つ位置に掲示してもらえるよう交渉するなど、サポーター自らカターレを街に根付かせようと取り組んだ。
参加したファン歴約10年の富山市、書道家、長谷川幸美さん(60)は「カターレが街にもっと浸透し、盛り上がってくれればうれしい」と話した。
クラブは地域や企業との結び付きを強める活動の一環として、26日から富山地方鉄道の車両に選手の写真をラッピングした電車も走らせる予定。