「かがみの孤城」劇場アニメ化 辻村深月の本屋大賞受賞作 青春期独特の感情をリアルに描くファンタジー

2018年の本屋大賞を受賞し、累計発行部数が125万部を突破する辻村深月によるベストセラー小説「かがみの孤城」が、劇場アニメ化されることが決まった。2022年の冬に公開される。

「かがみの孤城」は、学校での居場所をなくし家に閉じこもっていた中学生・こころを主人公とした、青春期独特の繊細な感情や感性をリアルに描いたファンタジーミステリー。ある日突然、こころの部屋の鏡が光り始め、吸い込まれるように鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の7人が集められていた。城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いがかなうという物語が展開される。

映画化された「ツナグ」「朝が来る」「ハケンアニメ!」などでも知られる辻村深月の原作は、本屋大賞のほか、「王様のブランチブック大賞2017」「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2017」など9冠を獲得。2019年にコミカライズとオーディオブック化、2020年には舞台化されている。

【作品情報】
かがみの孤城
2022年冬 全国公開
配給:松竹
©2022「かがみの孤城」製作委員会

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