新潟市西区の僧侶とその父親が、社会福祉法人啓真会(新潟市西区)の資金を私的に利用した容疑で逮捕

新潟西警察署

新潟西警察署と捜査第二課は24日、新潟市西区在住の僧侶の男性(53歳)と同所居住でその父親である無職の男性(85歳)を、社会福祉法違反(特別背任)の容疑で逮捕した。

同署によると社会福祉法人啓真会(新潟市西区)において2017年5月29日、当時理事をつとめていた僧侶の男性が、当時同会理事長だった父親と共謀の上、啓真会が管理する預金口座からグランドピアノの購入代234万円を支出し、財産上の損害を加えた。

啓真会からの告訴により、捜査が行われ逮捕に至った。購入されたグランドピアノは、容疑者の私的な場所に置かれていたという。なお、容疑者の2人は、2020年3月をもって、理事および理事長を解任されている。

動機などは現在捜査中である。

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