古舘伊知郎、堀江貴文と“口喧嘩”の真相を告白「なんだコイツは」2005年のアノ選挙特番で一体何が!?

2月23日、古舘伊知郎さんのYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」では、2005年の選挙特番で、古舘さんが実業家の堀江貴文さんと口論になった真相を語る動画を公開。猛反省する古舘さんの姿に注目が集まっています。

(画像:時事通信フォト)

■古舘、堀江と”口喧嘩”の真相を告白「なんだコイツは」2005年のアノ選挙特番で一体何が!?

2005年の郵政解散に伴う総選挙の際、古舘さんが当時キャスターを務めていた『報道ステーション』(テレビ朝日系)でも選挙特番を放送。

その際、古舘さんは広島6区で落選した堀江さんと激しい口論に。

スタッフからそのことを振られると、「大反省ですよ」と古舘さん。

「堀江さんにも悪いことをしたと思うし、放送してたテレビ朝日にも悪いことしたと思うし、何より視聴者、見てた視聴者が不快感があったと思いますよ。本当のディベートとか討論じゃないんだもん。口喧嘩なんだもん」「圧倒的に俺が堀江さんに絡んでってる感じがするんだよ」と反省の弁を述べます。

そして、なぜ当時堀江さんと口論になってしまったかについて語ることに。

古舘さんは、堀江さんが2004年に近鉄バファローズを買収しようとしたことについて、「近鉄(バファローズ)買収まではいいんですよ。球団買おうって面白い人が出てきたなっていう」と、前向きにとらえていたそう。

しかし、2005年にニッポン放送を買収しようとした際は「なんだコイツは」と批判的になっていたと言います。

当時の自分自身について、「私もバカで、今以上にバカで」と語る古舘さん。

「何をそんなね、フジサンケイグループを買収するに至るんだと。無謀なことやってんじゃねえみたいな。守旧派、あるいは保守極まりないクソつまんない奴だったのよ」と自身を顧みます。

■猛反省する古舘「守旧派の塊みたいになっちゃって」

ニッポン放送買収の件もあり、広島6区から出馬した堀江さんに対し「なんだホリエモン、ゆかりも無い所に出てきて」というイメージを持ってしまった古舘さん。

「もう守旧派の塊みたいになっちゃって、新しいことやろうとしている人を冷静に応援しようっていう欠片も無かった俺は。その反省があるの、俺は」と言います。

当時の選挙で堀江さんは、落選してしまったものの、ある程度得票数を伸ばして善戦。

しかし、そんな堀江さんに対し、古舘さんは選挙特番で「堀江さんやっぱりあれじゃないですか。権力側に付こうと思ったから、縁もゆかりも無い所から出たんじゃないですか」と絡んでしまったそう。

そして「そういうことを古舘さんが言うからダメでバカなんですよ。全くおかしいんですよ」「何がおかしいんですか。じゃあ言ってくださいよ!」という口論になってしまったと言います。

これに対し、古舘さんは「これは完全にバカ。俺が」と反省。

「堀江さんなりの野望とか、とても高度なテクニックがあって、既得権をブチ破ろうとしたエネルギーに満ち満ちていた時に」「僕は気が付いたら旧既得権側みたいになっちゃって」と、当時を振り返りました。

■猛反省する古舘伊知郎に視聴者「潔い」

「(堀江さんの)良いところを見ないで喧嘩ふっかけたという一点において猛反省だったの」と語った古舘さん。

今回の動画に対し、ネット上では「ご自身が保守派で既得権益側にいたと反省される古舘さんが潔いと思いました」「現在の古舘さんと堀江さんの対談が見たくなりました」「あくまでメディアを担う側として公平では無かった、という部分においての反省をヒシヒシと感じました」との声が上がっています。

当時の真相をフェアな視点で語ってくれた古舘さんの潔さに感心した視聴者も多かったようですね。

【番組情報】
古舘伊知郎チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=oRnsU8Cabw0

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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