中日本高速道路は24日、新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジ(IC、伊勢原市上粕屋)-新秦野IC(秦野市菖蒲)間が4月16日午後3時に開通する、と発表した。同社は当初、同区間の開通を2021年度中としていた。
同区間は13キロ。秦野市内に設置される自動料金収受システム(ETC)専用の秦野丹沢スマートICも同時に供用を開始する。
伊勢原大山IC-新秦野IC間が開通すれば、海老名南ジャンクション(JCT、海老名市門沢橋)-豊田東JCT(愛知県豊田市)間約253キロを結ぶ、新東名の未開通区間は新秦野IC-新御殿場IC(静岡県御殿場市)間の約25キロを残すのみとなる。
ただ、高松トンネル(松田、山北町)の地盤が弱く工事が難航しているため、当初予定した23年度中の全線開通は困難としている。