假屋崎省吾の家で花見ができる!表参道の自邸で個展開催「パワースポットとしてあやかって」

華道家でタレントとしても活躍する假屋崎省吾(63)が24日、東京・表参道の自邸で開く「華道歴40年記念個展華道家假屋崎省吾邸に桜をいける」(2月25日~3月21日=一般1000円)の内覧会に出席。15年前に自らがデザイン建築し、総工費・インテリアだけで5億円以上をかけた豪邸の内部を取材陣に公開した。

約180坪、ロココ様式の自邸内部では桜のつぼみが膨らんでいた。毎回約3000人以上が訪れる表参道自邸での個展開催は、3度目の今回が最後。桜は25日間の期間中に入れ替え、2度満開を迎える予定だという。「2、3日すれば部屋の中に咲きます。東京で一番速く花見をしてほしい」と、都心〝最速〟でお花見ができるという。

自邸の玄関は西の方角にあり、風水にこだわったという黄色いモッコウバラ、チューリップが咲き誇る。假屋崎は1982年からいけばなを始め、日本で最初に華道家を名乗った。「私は金運や仕事運も順風満帆。パワースポットとしてあやかっていただければ。植物のエネルギーを感じてほしい」と運気上昇の効能を自認する。

都内の自邸以外にも衝動買いしたという鎌倉の自宅、軽井沢にも別荘を所有。コロナ禍でテレビ番組出演などは減ったが、オンライン教室などで世界に生徒が広がっているという。鎌倉で地に足をつける生活をしているといい「自分はかえって人間らしい生活を取り戻している。充実しているし、かえって若返っている」と近況を明かした。

華道の魅力を「完成された美から、新しい美を生み出す。素材、器、空間、人の4つの出会いで成り立っている。庭に咲いている一輪の花を瓶に挿すだけでもめでることができるし、巨大な空間であっても成立する。世界が広い」と力説する。63歳の華道家は「まだまだ違うことをやっていきたい。どんなことも終わると過去になるので、次はどこに挑もうと思っている」と、キャリアに花を咲かせている。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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