【新型コロナ】神奈川県、開成町に大規模接種会場開設へ 6000人想定、「券なし」にも対応

神奈川県庁

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り、神奈川県は24日、県足柄上合同庁舎(開成町)に大規模接種会場を開設する、と発表した。県が県西部で大規模会場を開設するのは初めてで、3月11日から接種を始める。接種機会を増やし、早期の接種を推進する。

 接種対象者は、18歳以上で、2回目の接種から6カ月以上が経過した▽県内在住、在勤の医療従事者と高齢者施設の従事者▽保育士などの児童関係施設従事者▽県内の小中学校、高校の教職員▽満65歳以上の県民▽基礎疾患のある県民▽消防、警察職員など─で接種券がなくても対応する。

 モデルナ製のワクチンを活用し、28日午前10時から県の特設サイトで予約を受け付ける。3月28日までの10日間で、計6千人程度を想定している。

 問い合わせは専用コールセンター電話0570(55)0638(平日午前9時~午後5時)。

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