「YOSAKOIさせぼ祭り」 オンラインで26日開幕 ユーチューブ配信

一般視聴者の投票を呼び掛ける実行委メンバーら=佐世保市役所

 長崎県佐世保市のよさこいイベント「第23回YOSAKOIさせぼ祭り」(実行委主催)が26、27の両日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い初めてオンライン形式で開催される。各チームの演舞の映像を、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信。審査員の点数と一般視聴者の投票で大賞チームを決める。
 44チームが参加し、そのうち36チームが審査対象。1日目は午後6時ごろから4ブロックに分かれた一次審査を実施。各ブロック上位2チームがファイナルステージに進み、2日目の午後7時ごろから決勝審査を行う。
 動画は4分30秒以内で、撮影方法や編集は自由。過去の映像も使用可能とした。町おこしに取り組むユーチューブチャンネル「佐世保ベース」で配信。審査員は▽演舞▽楽曲▽衣装▽表現力▽感動-の5項目で審査する。一般視聴者も祭りの公式ホームページなどで当日案内されるURLにアクセスし、投票ができる。
 参加チームは大賞を目指し、視聴者を魅了する動画作りに力を注いだ。地元の「さるくCity4○3遊歩隊~一蓮風雅~」は、カメラ2台でさまざまな距離、角度から撮影した映像を組み合わせ、テロップも工夫。撮影・編集を担当した山部倫照(みちあき)さん(36)は「ほぼ素人ながら、できる限り頑張った。ファイナルに残りたい」と話す。
 実行委は「多くの皆さまにご覧いただき、佐世保やよさこいの魅力をお伝えできれば」としている。

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