今秋から放送予定のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」を地域の活性化に生かそうと、舞台の一つ、長崎県五島市の関係団体などでつくる「舞いあがれ！五島推進協議会」の設立総会が24日、市役所であった。
同作は1990年代から現代まで、東大阪の町工場で育ったヒロインが、五島列島に暮らす祖母や仲間と触れ合いながら成長する姿を描く。
協議会は市や観光、交通などの関連団体・業者で構成。観光振興やロケ地支援に関する事業を進める。
設立総会では、会長に境目権二・市観光協会会長を選び、活動計画案を承認した。今後、各団体から受け入れ態勢の整備やPRなどについて事業を募集し、審査。4月の総会で決定後、具体的な事業を展開していく。野口市太郎市長は「ドラマを起爆剤に観光客誘致につなげたい」とあいさつした。
