経済界のトップらが岡山市の企業を視察 醸造・発酵の技術を新たな産業へ

経済の活性化や地方創生に役立てようと、日本の経済界のトップらが25日、醸造の機械を造る岡山市の企業を視察しました。

日本経済団体連合会の役員や中国経済連合会の会長らが訪れたのは、岡山市の「フジワラテクノアート」です。

この会社では、しょうゆ・みそなどの発酵食品を醸造する機械を造っていて、全国の食品メーカーのほか、北米・ブラジルなど27カ国から受注しています。醸造する機械は、発酵食品を作る職人のノウハウをデータ化して開発しています。

視察団は、醸造・発酵の技術を使った、新たな産業をつくる経営ビジョンの説明を受けていました。

(経団連 審議員会/古賀信行 議長)
「自分の強みは強みで認識して、無いことを嘆くよりはあることを強くしようという意志を非常に感じるので、こういう企業が増えていくと地方も元気になっていくなっていうのは実感しました」

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