子ども用ワクチン到着 保護者は… 大分

 3月から始まる子どもの新型コロナワクチン接種。大分市では県内で初めて子ども用のワクチンが届きました。対象は5歳から11歳で、県内では約6万7000人います。大分市では個別の医療機関の接種が3月10日に始まり、市内24カ所で受けられます。準備が進む中保護者は…。

 5歳児の母(決めていない)「まだちょっと様子を見て。副反応とかちょっと怖いな」

 厚生労働省によりますとワクチンは全てファイザー社製で、1回分の有効成分量は大人用の3分の1です。大人の場合と同じように腕の痛みや倦怠感などの副反応は確認されていますが、ほとんどが軽い症状だということです。

 6歳児の父(決めていない)「まだ来てないからなー、どうしようかなー、まだそこまで考えてないんですけど、子どもは重症化しないから打たなくてもいいのかなと思いつつ」

 5歳児と8歳児の母(打たせる予定)「とにかく学校で子どもが1人コロナになると学校が休みになっちゃうので、教育上よくないので、早くワクチンが広まって安心して教育を日常に戻してほしいというのが願い」

 そんな中大分県では25日までの1週間、県内の新たな感染者のうち10代以下が占める割合は約35%に上り、若年層の感染を食い止めることが急務となっています。

 大分市保健予防課・城島勲さん「ワクチンを接種する事による発症予防効果などのプラスの面と副反応などのマイナスの面を両方、本人と保護者で一緒に考えて判断してほしい」

 県内で最も早く接種が始まるのは日田市、杵築市、日出町で、3月7日からです

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