わんぱく公園 自動周回 壬生で栃木県の実証実験始まる

公道に出る自動運転バス

 【壬生】自動運転バスの実用化を目指す県の「ABCプロジェクト」の実証実験が26日、国谷の「みぶハイウェーパーク」と隣接する「とちぎわんぱく公園」を周回するルートで始まった。公園内では同プロジェクトとして初めて、停止・発進に運転手が介入しない「レベル3」相当で運行する。3月6日まで。

 実験は2021~23年度に県内の計10市町で行う計画で、町は3カ所目。運行ルートは同パークを発着し、県道を横切って同公園に入り、おもちゃ博物館など5カ所の停留所を巡る約2.2キロ。

 車両はフランス製の電動小型バス。ハンドルがなく、同乗する運転手がコントローラーで操作する。

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