任期満了に伴う沖縄県の石垣市長選は、27日に投開票される。新人で前市議の砥板（といた）芳行氏（52）、4期目を目指す現職の中山義隆氏（54）＝自民、公明推薦＝の両候補は26日、市内で打ち上げ式を開いて選挙戦を締めくくった。27日午後11時ごろには当落が判明する見通し。
市長選は中山市政3期12年への評価を軸に、新型コロナ対応や陸上自衛隊配備計画を巡る住民投票の実施などが争われている。
市真栄里の選挙事務所前での打ち上げ式で砥板氏は「市民の手に石垣市を取り戻す」と市政刷新を訴えた。
市平得交差点で打ち上げ式を開いた中山氏は「この石垣を本当に元気にしたい」と経済の回復を訴えた。
投票は午前7時～午後8時（一部投票所は午後7時まで）。開票は午後9時から行われる。市の当日有権者数は3万8846人（男性1万9460人、女性1万9386人）。
（西銘研志郎）
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