JR四国 予土線 土日祝日 全普通列車が自転車そのまま積み込みOKに

四万十川の上流部に沿って走る路線で、愛媛県と高知県を結ぶ唯一の鉄道ルート―――しまんとグリーンライン 予土線。

この予土線を行く列車のうち、3月19日~2023年2月26日の土日祝の全普通列車が、自転車を解体せずそのまま持ち込めることに。

宇和島~窪川の予土線内全駅で自転車持ち込み可能。自転車持ち込み料金は無料。事前予約の必要なし。列車の揺れや急停車に備え、「自転車が転倒・滑走しないよう自身で支える」とも。

3月ダイヤ改正ごろまでの対象列車は、次のとおり。

◆3月5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)

上り8814D 宇和島09:33 → 窪川12:06
上り4824D 宇和島17:30 → 窪川19:40

下り4813D 窪川06:22 → 宇和島08:37
下り8819D 窪川13:21 → 宇和島15:57

―――上り8814D 宇和島09:33 → 窪川12:06 の列車は、しまんトロッコを併結する日がある。そのさいはトロッコ車両には自転車を持ち込めない。トロッコ車両に乗車する場合は、自転車を解体して専用の袋(輪行袋)に収納する。

また学校行事、沿線の行事など、列車の混雑が事前に予想される場合や、天候や事故などの影響で当該列車が大幅な遅延または運転を中止する場合は、自転車を積み込めない。

自転車持ち込み台数は1列車5台まで。ただし車内の混み具合(おおむね40名乗車)によっては5台未満でも自転車の持ち込みを断る場合がある。

今回の取り組みは、JR四国・愛媛県・高知県が取り組む混乗試験のひとつで、予土線の利用を促進するとともに、愛媛県南予地域・四万十川流域におけるサイクリングの更なる普及や沿線地域への誘客を図る。

画像:ninochan555 / PIXTA

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