中日・石川昂が特大2ラン&4打点、根尾は適時打 立浪監督期待の若手が躍動

中日・石川昂弥【写真:小西亮】

石川昂は三塁での定位置奪取期待、根尾は外野手一本で勝負

■楽天 9ー7 中日(オープン戦・27日・北谷)

【動画】「これぞ主砲」「いい笑顔」 中日・石川昂のOP戦初安打初本塁打となった左中間への特大2ラン

中日は27日、楽天とのオープン戦(北谷)に7-9で敗れた。立浪和義監督にとっては“初黒星”となったが、クリーンアップ候補として期待される石川昂弥内野手が特大2ランを含む4打点と奮起。開幕スタメンに向けてバットで猛アピールした。

高卒3年目を迎えたドラフト1位が、目の覚めるような一発を放った。「7番・三塁」でスタメン出場した石川昂は、1点を追う2回2死三塁で左翼へアーチ。打った瞬間バットを突き上げ、大喜びでダイヤモンドを一周し、ベンチで迎えた立浪監督も嬉しそうだった。

同点で迎えた3回2死一、二塁では中前にタイムリーを放ち、5打数2安打4打点。前日26日の阪神とのオープン戦初戦(北谷)は3打数無安打だったが、2戦目にして早くも覚醒の兆しを見せた。プロ入り後2年間は故障で泣かされてきたが、今季は三塁での定位置奪取が期待されている。

さらに3回から途中出場した根尾昂内野手は、6回2死一、三塁で右前に鋭い適時打。外野一本で勝負に臨む高卒4年目は、2試合連続安打で滑り出した。

楽天は同点の6回に石原の勝ち越し適時打などで2得点を挙げ、1点差に迫られた7回にも和田、小郷のタイムリーで突き放した。(Full-Count編集部)

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